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Japan IT Week 春 見学レポート(1)

はじめに

2015 年 5 月 13 日(水) 〜 2015 年 5 月 15 日(金)の 3 日間に東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春」へ行ってきました。自社の出展もあり,様々な企業が出展するイベントであるため,今後の自社製品の開発に参考になる情報や技術を求めて各企業のブースを見学してきました。主に,「スマートフォン&モバイル EXPO」「クラウドコンピューティング EXPO」「ソフトウェア開発環境展」を中心に見学しました。

http://www.smart-japan.jp/haru/sokuho/

見学の目的

展示会へ見学の目的は次のような内容です。

  • ももらぼで開発を計画している社内システムに役立つプロダクトやサービス,技術についての情報収集
  • その他,自社のサービス・製品の開発に適用することで品質や生産性を向上することができるプロダクトやサービスの情報収集

気になった展示

見学した中で,特に注目したいものを紹介します。

Salesforce1 Platform

セールスフォース・ドットコム社のブースでプレゼンを聞く 1 ことができました。セールスフォースの自社製品である Salesforce1 Platform についてのプレゼンテーションです。

http://www.salesforce.com/jp/platform/overview/

このプラットフォームは Web ブラウザ上でクラウドアプリケーションを開発するというもので,数年前ならまだしも現在のクラウドを取り巻く環境においてはそれほど珍しいものでもないプロダクトですが,興味深かったのはブラウザベースの GUI によりデータベース定義からビジネスロジック,UI デザインなどを作成してアプリケーションを開発するだけではなく,プログラマがコード(JavaScript)を修正することでさらに自由度の高いカスタマイズが可能な点でした。

アジャイルウェア

次はアジャイルウェア社のブースです。ここはオープンソースのプロジェクト管理ツールである REDMINE に関するサービスやサイトを運営しているファーエンドテクノロジー社の前田社長が直々に REDMINE を含めたアジェイルウェア社のプロダクトについて説明いただける場でもあり,また最近社内で REDMINE によるプロジェクト管理を一部行うようになったこともあり,大変興味深くお話を聞けました。

http://agileware.jp

http://redmine.jp

REDMINE は通常チケットという単位でタスクやバグなどの管理対象の作業を作成していくことで,それらについて進捗やステータスを管理していくガントチャートが使えることになるのですが,基本的にはチケットを編集することでガントチャートのスケジュールをメンテナンスしていきます。

今回説明いただいたアジャイルウェア社の有償のプラグインとは,このガントチャートを直接メンテナンスすることでプロジェクト管理を行うことが可能にするものであるとのことでした。Microsoft 社の MS-Project と同じような形になるものと思われます。

macnica networks

最後は macnica networks 社のブースについて紹介します。ここではプロダクトというよりも「マイナンバー」に関するセミナーを聞くことができました。

http://www.macnica.net

今年の 10 月から国民全員に通知されるマイナンバーを企業が従業員から収集することに関して,セキュリティ面での警鐘を鳴らす内容のセミナーでした。実施後,3 年間は民間には解放されない情報であるとのことで,流出・漏洩などのセキュリティ問題よりも破壊型の情報紛失に関する対策が大事という趣旨でした。

今年,企業が直面する 2 つの大きな課題として,

  • マイナンバー制度(2015.10〜)
  • ストレスチェック(2015.12〜)

がありますが,これらについてまだ先と考えていたところがあり,制度が始まる前に内容を知っておくいい機会となったと思います。

最後に

例年,展示会は見学して興味深かったところをいくつかピックアップして終わり,となっていることがほとんどでしたが,今年からは少し積極的に興味のあるものを深く掘り下げ,導入すると開発や製品に貢献できるものがあれば会社へ提案していこうと思います。

その一環として REDMINE のガントチャートに関するプラグインについてはプロジェクト管理をする上で従来の Excel ベースの工程管理から脱却するいい機会かもしれないので,もう少し調査や評価版の検証などを 2 行っていきたいと思います。


  1. とてもわかりやすいプレゼンテーションでした。 
  2. アジャイルウェア社の営業の方からもアクセスがあったため,具体的な話を聞いてみる予定です。 
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