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Japan IT Week 春 見学レポート(2)

はじめに

◆ 日時: 2015年5月15日(金) 12時〜17時
◆ 場所: 東京ビックサイト

http://www.smart-japan.jp/ja/To-Exhibit_Haru/Previous-Show/

見学の目的

  1. ももらぼ発のサービス開発に役立つ,サーバ側(Ruby on Rails)のクラウドサービスやクライアント側(iOS 端末)の最新の技術的な動向などの情報収集を行います。
  2. 自社製品の改良・新製品開発等に役立つ情報収集を行います。

見学の成果・所感

  • 目的1について
    EXPOではJava等のメジャーな言語に関する展示が多く、見学した展示ではRuby on Railsに関連する製品・技術は見つけることはできませんでした。
  • 目的2について
    自社製品への利用や、新製品開発のヒントになりそうな技術・サービスとしては、下記の展示がありました。

アプリのセキュリティー対策ソフト

  • サービス概要: Android/iOSアプリ向けの改ざん等の違法に対する耐性処理を行うセキュリティーソフト
  • 利点: 開発済みのアプリをセキュリティーソフトへドラック&ドロップするだけで耐性処理が可能(セキュリティー対策でのソースコーディングが不要)
  • 展示企業(敬称略):(株)ハイパーテック
  • 自社製品との関連: セキュリテー対策として、自社製品のアプリへの適応することができます。
  • 結論: 大規模な改修が必要なセキュリティー問題が見つかった場合、セキュリティー対策ソフトの利用も選択肢の一つとすることができます。

帳票サービス

  • サービス概要: 点検表や報告書等の帳票をタブレット端末から入力するサービス
  • 利点: 既存の帳票(エクセル等)ファイルから電子帳票を作成可能
  • 展示企業(敬称略):(株)NISSEICOM,  NICインフォメーション(株)
  • 自社製品との関連: 帳票をアンケートとして利用することもできるため、自社のアンケートサービス(MomoPadPro)と競合する可能性があります。
  • 結論: 今後、アンケートとして利用できるサービスが増えることが想定されます。そのため、MomoPadProからの顧客流出を防ぐためにアンケートに特化した機能を充実させる必要があります。
    例:帳票サービスで対応していないリアルタイムの集計(MomoPadProの集計機能)に関する機能の充実

リモートアプリ

  • サービス概要: 手元端末(スマフォ・タブレット等)から会社PC等のデスクトップ画面を呼び出し、操作することができるサービス
  • 利点: データは会社PCだけに存在する(手元端末にデータが残らない)ため、情報漏洩のリスクを減らすことができます。
  • 展示企業(敬称略):NTTアイティ(株),  santec(株)
  • 自社製品との関連:  無し
  • 結論: 営業や打ち合わせ等で社外へ持ち出している会社PCを「持出し専用のタブレット」に変更し、情報漏洩のリスクを減らすことができます。

アプリ/WEBの試験専門企業

  • サービス概要: システムの試験フェーズの受託、試験の自動化に関するコンサルティング
  • 利点: 試験専門企業は多種多様な端末を保有しているため、様々な環境での試験を行うことができます。また、試験に特化し、過去のバグデータを蓄積しているため、バグが出やすい箇所を予測し、重点的に対応することができます。さらに、開発と試験を分業することにより、第三者視点での試験を行うことができます。
  • 展示企業(敬称略):バルテス(株), (株)フォー・クオリア, (株)SHIFT
  • 自社製品との関連: 現在、社内で行っているテストフェーズを試験専門企業へ委託することができます。
  • 結論: 試験用に古いiOS端末や多種のAndroid端末の用意が難しい場合、また試験の効率を上げる必要がある場合に、試験専門企業への委託も選択肢の一つとすることができます。

Beacon

  • サービス概要: Beaconに近づいたアプリに情報を発信したり、アプリの接近を他システムへ通知したりするサービス(左記のようなサービスを開発するためのBeaconタグ(発信機)や開発用SDKの提供)。
  • 利点: QRコード等の読み込み無しで、人(アプリ)の接近を感知することができます。またアプリ情報から接近している人の登録情報を取得することができます。
  • 展示企業(敬称略):ラトックシステム(株), (株)エンプライズ
  • 自社製品との関連: 開発中の勤怠管理システムで、入退出の検知にBeaconを利用できる可能性があります。
  • 結論: 開発中の勤怠管理システムでは、入退出時刻の記録にはシステムのボタン押下が必要となります。Beaconを出入口付近に設置しすれば、入退出時刻の記録を自動化できる可能性があります。

全体に対する所感

以前はあまり見かけなかったアプリ/WEBシステムの試験専門企業が複数出展していました。左記の出展では「試験の可視化」や「自動化」などをうたい、試験の外部委託の有用性を主張していました。試験専門企業の出現から、世の中が「動くシステム」から「品質を満たすシステム」を求める傾向にあることが考えられます。そのため、ももらぼで開発するサービスでは、今まで以上に「品質」に重点を置く必要があります。従って、今後開発していく社内システムなどでは、品質向上のためテストの自動化について深く掘り下げて調査・検証などしていきたいと考えています。

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